テレビの動作が不安定!故障それとも寿命か?原因を判断する目安とは
2018/09/29
故障か寿命か?気になるテレビの症状
「画面が突然消える」・「音が聞こえなくなる」・「映像が乱れやすい」など、テレビの動作が不安定で心配ってことありませんか?
毎日使うテレビ、急に故障してしまうと楽しみにしていた番組が見れなくなる可能性があります。
「テレビを買ったばかりだから大丈夫」・「国内メーカーのテレビなので安心」と思っていても、すぐに故障してしまう可能性はゼロではありません。
ここでは、「テレビの症状に不安がある」・「故障か寿命か知りたい」などテレビの故障を心配している方のために、故障の原因や復旧する対処方法などを紹介します。
Contents
テレビの寿命と保証期間
テレビの寿命については「家電の寿命と症状を一覧で紹介」の記事でも紹介していますが、約8年~10年といわれています。
テレビの寿命はテレビの視聴時間の平均を目安にしているので、長時間視聴している場合は、約6年~7年になるということです。
もし、テレビの動作が不安定になってきた時期がテレビの寿命の範囲であれば、原因は寿命という可能性があるということを覚えておきましょう。
一方、テレビの保証期間ですが、購入時に追加保証に加入しなければメーカー保証期間は1年になります。
もし、追加保証に加入してれば、3年もしくは5年の保証期間になっているはずです。
保証期間が1年であれば覚えている可能性が高いですが、「3年・5年」の追加保証に加入している場合、加入したことを忘れている可能性があります。
もし、テレビの動作が不安定になった時は、対象のテレビが「保証期間内なのか」・「寿命の時期に入ってきたのか」という点を確認しておくとその後の対応をスムーズに考えることが出来るのでおすすめしておきます。
テレビの症状別にみる原因(故障・寿命)の見分け方
ここからはテレビで起こっている症状から原因と対処法(故障・寿命・直せる・修理が必要)を見分けていきます。
テレビ画面が映らない・画面の一部だけ映っている
テレビの画面が真っ暗で映らない場合、よくある原因は2つ
- テレビ内のプログラムの誤動作
- テレビの寿命(バックライトの寿命)
もし、テレビで動作しているプログラムの誤動作が原因ならテレビ本体の電源を入れ直すことで直ることがあります。
テレビの誤動作に関する対処方法については「東芝レグザの画面が真っ暗で映らない時の対処法」や「故障かも?テレビの画面が映らない時に試せる対処方法」などテレビカテゴリ内の記事でたくさん紹介しています。
全く画面が映らない状態であれば、バックライトが切れてしまった可能性が高いです。
バックライトの故障については、個人で対処することは難しいのでメーカーへの修理依頼もしくはテレビの買い換えすることをおすすめします。
画面が半分だけ映ったり、一部だけ映るような場合も、本体の電源を一度すべて切ってから電源を入れ直し(リセットする)確認してください。
テレビの音声が聞こえない・音声が乱れる
テレビのスピーカーが故障することはあまり多くありません。
- テレビの周りに音響に影響するものが置いてある
- テレビ内のシステム(プログラム)の誤動作
テレビの音声が乱れる場合、テレビの周辺に置いているものが影響している可能性があります。
テレビの内部スピーカー付近には出来るだけモノを置かないように注意しておきましょう。
音声が聞こえない場合に関しては、テレビ内部のシステム(プログラム)が誤動作している可能性があるので、一度本体の電源を完全に切ってから電源を入れ直して確認します。
音声が聞こえない原因としてたまにあるのが「消音機能」が有効になっている可能性。
誤ってリモコンの消音ボタンを押してそのままになっている失敗談も聞くので念のため確認しましょう。
テレビの電源が入りにくい
テレビのリモコンを使って電源を入れている場合、単純にリモコンの電池が消耗していることが原因で電源がつきにくくなることがあります。
またリモコンを長年使用しているとよく使うボタンの反応が鈍くなることが多いです。
この場合は、シンプルにリモコンを買い換えれば解決するでしょう。リモコンの買い替えについては「テレビのリモコンを買い替える時に知っておくべきこと」で詳しく紹介しています。
「リモコンに全く問題がない」「テレビ本体の電源ボタンでも電源が入りにくい」となると、テレビ内の基盤回路に問題があるかもしれません。
さすがに基盤に問題があるようなら、完全に故障してしまう可能性が高いので、メーカーや購入店舗で症状を説明してみることをおすすめします。
メーカーへのお問い合わせはネットを使えば簡単に行うことができます。「テレビが故障して困った!各メーカー毎のサポートページで解決」で詳しく案内しているので活用してください。
テレビから変な匂いがする
たまにあるのがテレビから変な匂いがするという症状。
これはテレビの設置場所や部屋の状況によって起こることが多いです。
ホコリと熱の影響で焦げたような匂いが出たり、テレビ本体が熱くなった影響で匂いが出ていることが多いので、テレビの置く場所や使用する環境には十分気をつけてください。
さすがに一度焼けてしまうような症状になってしまうと、テレビを使い続けることは危険なので残念ですがテレビの買い替えを検討してください。
もし、テレビが故障してしまったら
ここまでいくつかの症状を例に挙げて案内しました。
もし、テレビの故障と判断したのなら「修理」・「買い替え」の判断をしなければいけません。
ここで一つ最後にあがいておきましょう。
ここまでの間に数回案内した、テレビの故障の症状を改善する方法として電源を完全に切ってしまう方法。
この方法は「東芝レグザの画面が真っ暗で映らない時の対処法」や「故障かも?テレビの画面が映らない時に試せる対処方法」などテレビカテゴリ内でも紹介していますが、テレビだけではなく、テレビに接続している外付けHDDやスピーカー、家庭用テレビゲーム、レコーダーなど周辺機器全部の電源を切るということをいっています。
多少面倒ではありますが、テレビが直る可能性がちょっとでもあるのがこの方法です。
テレビとテレビに接続しているすべての機器の電源を切る(できれば配線もすべて一旦外す)ことで、最後にあがいてみてください。
各メーカーの対処方法をみていると、この方法が一番効果的で意外と復活したといった状況になるかもしれません。
自分で対処する方法としては面倒ですが一番シンプルな方法です。試してみることをおすすめします。
故障したテレビを修理したい!気になる修理代金と依頼方法
故障したテレビの修理代は平均すると約2万円~3万円といわれています。
修理する内容によりますが、最低でも1万円台後半、高い場合は5万~ということもありえるそうです。
こうなってくると今ならテレビを新しく買い替えたほうが良さそうですね。
しかし、保証期間内なら修理してもらうほうが断然お得なのでメーカーに修理依頼する方法を紹介します。
- 購入した家電量販店に依頼する
- テレビメーカーに直接依頼する
修理の依頼に関しては、購入先に依頼するのが簡単そうですが、最近はネットで購入していることも多いので、直接メーカーに問い合わせるケースが増えています。
購入先に話を持ち込んでも、結果メーカーに回させるといったこともあるので、はじめからメーカーに問い合わせてみましょう。
私が書いた「テレビが故障して困った!各メーカー毎のサポートページで解決」では国内メーカーのお問い合わせ先が簡単にわかるようにまとめてます。
検索して探すより早いので使ってください。
テレビの寿命を少しでも延ばすために気をつけること
ここまでテレビの故障について案内してきましたが、最後にテレビの使い方について案内しておきます。
テレビの使い方を知り、そのことを意識して生活していれば、今以上にテレビの寿命を伸ばすことができるかもしれません。
せっかく購入したテレビ、出来るだけ長持ちするように次のことを覚えておいてください。
- テレビはホコリに弱い!こまめに拭き掃除してあげましょう
- 余裕のある置き場所・直射日光(湿気にも注意)があたらない場所に設置しましょう
- ずっとつけない(本体が熱を持ち続けると故障の原因になることもあります)
日頃から気をつけることが出来ることといえば、紹介した3つになります。
気をつけていれば、わりと簡単に出来ることなので忘れないようにしてください。
まとめ
テレビの画面が映らない・音声だけ聞こえる・音が聞こえないといった症状が出た時、すぐに故障と判断してしまい諦めてしまう人がいますが、症状の原因が何であるかを調べることで意外と簡単に解決することもあります。
ここで紹介した内容を参考にして、テレビのある生活を楽しんでください。