【テレビの廃棄処分】B-CASカードの取り扱い方法について
2018/07/06
液晶テレビやレコーダーを廃棄処分をする時に迷うのが、B-CASカード、mini B-CASカードの取り扱い。
実際、一緒に処分している人が多いようですが、一緒には処分する方法はおすすめできません。
第3者にカードが渡ってしまうと、場合によってはトラブルの元になることも考えられます。
テレビを安心して廃棄できるよう、処分時のB-CASカード、mini B-CASカードの取扱いについて確認しておきましょう。
B-CASカードはテレビと分けて処分するのが正解!
テレビやレコーダーを廃棄する時、B-CASカードやmini B-CASカードはテレビと一緒に破棄してはいけません。
破棄する前に、まずはカードの使用状況を確認しておきましょう。
カードの使用状況とは、B-CASカードやmini B-CASカードの番号を使った有料放送の契約の有無。
もし、有料放送に加入している場合、契約の解約または契約変更の手続きを事前に行いましょう。
B-CASカードやmini B-CASカードを使った契約がなければ、カードの処分を行なうことができます。
カードの処分方法は下記の2つ。
- カードを切断して捨てる
- B-CAS社に返却する
ほとんどの場合、B-CASカードやmini B-CASカードを切断して処分することになります。
カードを切断する際は、必ず金色のICチップの部分をハサミをいれて切断するように注意してください。
切断したカードは各自で処分してもらって結構です。
B-CAS社に返却するのは、特殊な機器や受信機を使っていて、カードそのものを処分できない場合です。
この場合は、B-CAS社のカスタマーセンターに連絡したうえで、返却の手続きを進めていくことになります。
ちなみに使わなくなったB-CASカードやmini B-CASカードを売ることは違法です。
B-CAS社以外がカードを販売することは違法となるので、オークションに出したりしないようくれぐれも注意してください。
さいごに
B-CAS社以外が販売しているB-CASカードやmini B-CASカードは違法性の高い商品がほとんどです。
中には有料放送を契約なしで視聴できるカードといったものもあります。
そういった偽造・改造カードは、購入して視聴するだけで懲役または罰金刑になります。
B-CASカードやmini B-CASカードの取り扱いには十分に気をつけましょう。
・B-CASカード・miniB-casカードを紛失した場合の対処方法
・テレビのB-CASカード・minib-casカードを購入または再発行する方法
・[メーカー別] miniB-casカードが認識しない時の対処方法
・レグザで「miniB-casカードが挿入されていません」のエラーが表示された時の対処方法