車検で車を預ける前にチェックしておくこと【ワイパー・リアワイパー・ウォッシャー液】
2017/12/24
事前のセルフメンテナンスで無駄な出費を削減
車検時の心配事といえば、消耗品の交換ではないでしょうか。
予想もしていなかった消耗品の交換で、当初の見積金額より大幅に追加費用が掛かってしまうことになり、困ってしまった方も少なくはないですよね。
そんな消耗品の交換ですが、次の消耗品に関しては、車検の事前にチェックしておくことで、交換費用を抑えることができます。
自分で簡単にセルフメンテナンス出来そうな消耗品は次の3つです。
- フロントワイパー
- リアワイパー
- ウォッシャー液
フロントワイパーとリアワイパーの劣化具合の見分け方については、下記をチェックしてください。
- ワイパーのゴムにひびがはいっている
- ワイパーのゴムの形が変わっている(曲がる・反るといった症状)
- ワイパーのゴムに亀裂がある
上記のような症状がみられる場合は、車検時にワイパーの交換を求められる可能性が非常に高いです。
たかがワイパーの交換といっても、実際に車検時に依頼すると、ワイパーの料金だけではなく、作業工賃もキッチリ費用に追加されます。
ワイパーの交換は、男女問わず、比較的簡単に行えるものなので、カー用品店やホームセンターで、ワイパーを購入して、自分で交換しておくと、余計な費用が掛かりません。
自分で交換する方が断然かかる費用は安いです。
次に、ウォッシャー液ですが、こちらもワイパー同様に、自分でチェックして補充することが容易に出来ます。
ウォッシャー液の交換については、まずボンネットをあけて、ウォッシャー液を入れる箇所を確認しましょう。
だいたいの車の場合、蓋(フタ)に、ウォッシャー液のマークが入っているため、わかりやすいです。
絶対に液を入れる場所を間違えないように注意しましょう。
また、ウォッシャー液の種類ですが、あらかじめディーラーなどで、現在どの種類のウォッシャー液が入っているか確認しておきましょう。
ウォッシャー液の種類ですが、
- ウインドウォッシャー液
- 寒冷地仕様のウォッシャー液
- 撥水ウォッシャー液
- 油膜取りウォッシャー液
- 虫取りウォッシャー液
のように、用途に応じたウォッシャー液が存在しますので、注意しましょう。
各ウォッシャー液同士を混ぜてしまうと、固まってしまう可能性もありますので、もし、種類を変更するときは、今のウォッシャー液を使い切るか抜き取ってからウォッシャー液を交換するように心掛けてください。
このように、自分でチェックできる消耗品を、車検前にセルフチェックしメンテナンスしておくことで、出費を最小限に抑えることが出来ます。
僕の場合は、ワイパーとウォッシャー液を補充する程度しか出来ませんが、車に詳しい方であれば、エンジンオイルの交換やエアコンフィルターの交換など、素人では少し手が出しにくい個所のメンテナンスも行えるので、さらに出費を最小限に抑えることができそうですね。
みなさんも、消耗品の交換を全て車検時に任せるのではなく、事前にセルフチェック・セルフメンテナンスしておくことで、少しでも費用を抑えることを実践してみてはいかがでしょうか?
費用を抑えるだけでなく、普段乗っている車のことを少し知るきっかけになるので、おすすめですよ。
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