テレビが濡れた時の対処方法 - 絶対にやってはいけないこと
2018/10/16
- テレビを水で濡らしてしまった
- テレビが水没してしまった
こういう状況になった時、なんとか復活させたくて、いろいろ試してみたことはありませんか!?
テレビが濡れてしまった時、何度も電源を入れなおし、電源が入るまで確認しがちですが、実はこの行動は逆にテレビを故障に導いている可能性が高いです。
テレビが濡れてしまった時に大事なことはひとつだけ。
簡単にできることなので、誤った対応をする前に確認しておきましょう。
対処方法は数日間かけてテレビをしっかり乾かすこと
「えっ!それだけ」と思ってしまうかもしれませんが、テレビが濡れてしまった時に一番効果的な復旧方法は、完全に乾かすこと。
実際、テレビが濡れてしまうと分解してタオルで拭きたいと思ってしまいますが、基盤など精密な箇所は拭いてしまうことで簡単に壊れてしまうことがあります。
ですから、出来るだけ自然に乾燥するのを待つことが推奨されています。
そして、乾かす際に、最も注意しないといけないことは、乾かしている間は絶対に電源をいれないことです。
テレビが濡れている時に電源をいれると
- テレビの基盤にある回路がショートする
- テレビが発火してしまう
- テレビで感電してしまう
ということが起こりやすくなります。
また、テレビそのものが故障する原因になってしまう可能性もある為、乾くまでは電源を入れるのは控えましょう。
もし、テレビの本体にホコリがある場合は、完全に乾いた後、掃除機などを使って取り除いてください。
数日かけて、テレビが完全に乾いたことが確認できたら、電源をオンにして動作確認を行います。
テレビが完全に乾いているのに電源が入らない場合、残念ながら故障の可能性が高いです。
水没してしまったテレビの修理費用は5万円以上かかる可能性もあるので、修理を考えるよりは買い替えを検討することをおすすめします。
テレビを乾かす時の注意点
テレビを乾かす時は、
- 電源コードを抜く(コンセントから抜く)
- 電源コード以外に接続しているコードがあればすべて抜く
- あくまで自然乾燥(ドライヤーなどは使わない)
- 乾くまで絶対に電源を入れない
- 分解して基盤に触れない
上記5つの点に注意して対応してください。
なお、テレビの動作が不安定、画面がたまに映らなくなるなど、故障っぽい症状にお困りの場合は「テレビの動作が不安定で心配!原因が寿命か故障を判断する目安とは」で詳しく案内しているので参考にしてください。
まとめ
もし、テレビが濡れる、水没するといったことになった場合、まずは電源を切るまたはコンセントを抜くなどして、テレビの電源を完全にオフにしましょう。
濡れた状態で、電源を入れて動作確認するのは絶対に控えてください。
テレビが強い衝撃を受けたりせず、単純に濡れたという場合は、しっかり乾かすことで復旧する可能性が高いです。
地震の際、花瓶が倒れて、テレビの背面から水が基盤に掛かってしまう状態になりましたが、数日間放置して乾かすことで回復した経験があります。
この時、テレビの電源を抜いてなかったので、倒れたテレビを戻す際にビリっと電気がはしりめっちゃ焦ったことをまだ忘れていません。
濡れているテレビは危険です。取扱いには十分に気をつけて対応してください。