iPhoneのインターネット共有が見つからない!提供側と接続側を分けて確認
情報確認日:2026年10月25日
外出先でパソコンをネットにつなぎたいのに、iPhoneの名前がWi-Fi一覧に出てこない。そんなときは、つながる側だけでなく、通信を渡すiPhoneの設定も見直します。
ここではiPhoneのモバイルデータ通信をWi-Fiで共有する場合を扱います。AirDropによる写真の転送や、普段の自宅Wi-Fiへの接続とは別の機能です。
iPhone自体が通信できるかを先に確かめる
インターネット共有は、iPhoneが使う携帯電話回線を別の機器にも利用させる機能です。共有元の通信が使えない状態では、PCのWi-Fi設定だけを直しても目的を果たせません。
自分の回線で試せる状況なら、iPhoneのWi-Fiをいったんオフにして、モバイルデータ通信で普段使うページを開けるか確かめます。通信量を使う確認なので、大きな動画やダウンロードで試す必要はありません。
Appleの接続案内では、通信事業者による対応と追加料金の可能性も説明されています。共有の項目がない、オンにできない、通信契約が分からない場合は、契約先に利用条件を確認します。端末の故障と決めて初期化する段階ではありません。
単体通信の確認を終えたら、Wi-Fiをオンに戻します。次のWi-Fi共有では、Wi-FiとBluetoothの状態もAppleの接続案内に合わせて確認してください。
共有元の画面を開いたまま接続する
まず、iPhoneを手元に置いて操作します。設定の場所は「インターネット共有」、または「モバイル通信」の中の同名項目です。
- 「インターネット共有」を開きます。
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにします。
- この画面に表示されるWi-Fiの名前とパスワードを確認します。
- 画面を開いたまま、つなぎたいPCなどでWi-Fi一覧を開きます。
- iPhoneに表示された名前を選び、共有用のパスワードを入力します。
- 接続後、受信側で小さなWebページを一つ開いて通信を確認します。
共有名はiPhoneのデバイス名に対応します。似た名前の端末が並ぶ場所では、いつもの呼び名だけで選ばず、実際の表示を見比べてください。
入力するのは共有画面のWi-Fiパスワードです。Apple Accountのパスワードや画面ロックの数字を、代わりに入力するものではありません。
名前が出ない場合と、パスワードが通らない場合
一覧に名前がない場合は、接続する側のWi-Fiを一度オフにしてオンへ戻し、近くで探し直します。共有元の画面が開いているかも確認してください。つながらない場合の公式手順でも、提供側と接続側の確認を分けています。
iPhone 12以降では「互換性を優先」をオンにして試す方法があります。ただしAppleは、接続先のインターネット性能やWi-Fiのセキュリティが低下する場合があると案内しています。速くするための設定と思い込まず、候補として一つずつ試します。項目がない機種へ同じ画面を探し続ける必要はありません。
名前は見つかるのに認証で止まるなら、共有画面のパスワードをもう一度照合します。一覧を更新する作業と、文字を確認する作業は分けた方が、どこで止まっているか分かりやすいですね。
接続済みなのにページが開けないとき
PCが本当にそのiPhoneへつながっているか確認します。別の保存済みWi-Fiへ戻っている場合、iPhoneの共有設定を変更し続けても状況を切り分けられません。
共有元のモバイル通信、接続先の名前、受信側だけが通信できないのかを控えます。必要な作業を保存して双方を再起動し、OS更新の有無も確認します。契約や通信量の条件は通信事業者、特定の機器だけ接続できない場合はそのメーカーへ相談する材料になります。
公式手順にはネットワーク設定のリセットもありますが、保存したWi-Fiとパスワード、モバイル通信、VPN・APN設定も対象です。会社管理の端末や再設定情報が分からない端末では、先に管理者等へ確認してください。
使い終えたら、共有元の「ほかの人の接続を許可」をオフにします。接続先の機器も、必要なネットワークへ戻ったか確認してください。
接続できたら、共有を続ける必要があるかも確認しておきましょう。使い終えたところまでが今回の設定です。