京都で十三詣りといえば嵐山の法輪寺!参拝時期や費用・服装を紹介
子供が13歳になる年は十三詣り(十三参り)に参拝
全国的にはあまり知られていませんが、京都では子供が13歳になる年に「十三詣り(十三参り)」を行う習慣があります。
十三詣りは七五三と違い、必ずしも寺社でお参りできるものではありません。
「では、どこに参拝すればいいのか?」
十三詣りで一番有名な場所は、京都の嵐山にある法輪寺です。
Wikipediaでは大阪の太平寺や奈良の弘仁寺のことも記載されていますが、十三詣りといえば断然、法輪寺。
大阪、奈良からも嵐山の法輪寺に参拝に来る方が多いです。
私も2度、この法輪寺で十三詣りに参拝しました。
そこで今回は、嵐山の法輪寺で行う十三詣りについて情報をまとめておきました。
できれば、法輪寺への参拝に行く前に読んでもらった方が良い内容になっています。
法輪寺 十三詣りの参拝時期と参拝時間
法輪寺で十三詣りに参詣できる期間は次のとおりです。
- 春の十三まいり(3月13日~5月13日)
- 秋の十三まいり(10月1日~11月30日)
いつでも参拝できるものではなく、参詣期間があるので注意してください。
参拝時間は9時から16時まで。
事前に予約する必要はなく、順次ご祈祷を行っています。
法輪寺 十三詣りのご祈祷(参拝にかかる料金)
法輪寺で十三詣りのご祈祷料は次の通りです。
- 1週間のご祈祷(5,000円)
- 1ヶ月間のご祈祷(7,000円)
- 1年間のご祈祷(13,000円)
子供が自分で書いた一字写経を身代わりとして上記の期間中、ご祈願してもらうことができます。
ご祈祷すると、ご祈願だけではなく、お守りやお箸を頂くのですが、その中身はご祈祷料に関係なくすべて同じ品になります。
法輪寺までのアクセス方法
京都の嵐山は観光地でも有名ということで、土日や祝日は観光客でいっぱいです。
車で参拝することもできますが、駐車場にたどり着くまでの道のりは大変。
人混みをかき分けて徐行で運転しないといけない道も多いです。
運転に自信があってもわりと面倒なことが多いので、車での参拝はおすすめできません。
駐車料金も上限がないところが多いので、出来れば嵐山から2駅くらい離れた駐車料金の上限があるところまで車で行って、そこから電車で嵐山。
この方法がスムーズに参拝できておすすめです。
ちなみに法輪寺までのアクセスは「虚空蔵法輪寺の公式サイト」から確認できます。
十三詣りの服装は?
着物を着せてもらっている子供より普段着の子供の方が多いといった印象。
軽くフォーマルな感じでジャケットを羽織ったりしている子もいました。
小学校の卒業式できるような服装や中学校の制服をきている子供が多いかも。
まとめ
十三詣りに2回行った感想として、七五三と違って参拝する子供もそこまで多くない感じです。
スムーズにいけば、「待ち時間が約15分+ご祈祷時間が約10分」の合計25分、あっさりと終わってしまう印象。
最後に覚えてほしいのがご祈祷後の話。
法輪寺で十三詣りをした後、渡月橋を渡って帰るのが一般的。
渡月橋を渡る際、「渡り終わるまでは後ろを振り向かないで渡りきらないとせっかく授かった智恵を返さなければならない」といういわれがあります。
実は十三詣りで子供が一番緊張するのが、帰りに渡月橋を渡っている時のようです。
しっかり子供に伝えて、無事参拝を終えるようにしてください!