有機ELテレビとは!?特徴(良い点と弱点)をまとめました
2018/10/16
2017年の中盤から注目されている次世代テレビ!?
今年、綾瀬はるかや西島秀俊が出演しているPanasonicのCMをみて、最新のテレビの薄さに驚いた方も少なくはないですよね。
2017年、圧倒的な薄さと画質の良さで、家電業界で注目されたのが「有機ELテレビ」といっても過言ではありません。
聞きなれない「有機EL」という言葉。
液晶テレビと何が違うのか!?
「有機ELテレビ」という言葉は知っていても、実際、どういったものなのか知らない人も多いはずです。
今回は、2017年だけでなく、2018年~その先2020年のオリンピックに向けて、間違いなく注目される「有機ELテレビ」について、特徴や弱点をまとめました。
「有機ELテレビ」に興味がある方、近々テレビの購入を検討している方は、知っておくと便利な情報としても使えますのでお楽しみください。
有機ELって何?
聞きなれない単語「有機EL」って一体なんなのでしょうか。
「有機EL」は、「有機エレクトロ・ルミネッセンス」の略です。電圧をかけると発光するもののことをいいます。
またウィキペディアでも調べてみましたが「発光を伴う物理現象」と記載がありました。わかりやすくいうと「自分で発光するもの」といったニュアンスが近いでしょう。
「自発光する有機ELを使ったテレビがどんなものなのか」その特徴を確認していきましょう。
有機ELテレビの5つの良い特徴
有機ELテレビの良いところを5つピックアップしました。
- 黒が綺麗に映える
- 画面が薄く、重量が軽い
- 動きの速い場合でも残像が残りにくい
- 色の幅が広く、グラデーションが滑らか
- 奥行き、立体感が表現しやすい
有機ELテレビの主な特徴を5つピックアップしました。
その中のひとつ、「黒が綺麗に映える」について、有機ELの場合、液晶テレビと異なり、自分自身で発光しているため、黒を表示する場合、発光をしなければいいだけというになります。
液晶テレビの場合、バックライトの発光を遮光することで黒を表現しているので、遮光に比べて歴然と差が出るというのは、非常にわかりやすい理由ですね。
また、残像が残りにくいという点も特徴の一つとして挙げています。
このことは、スポーツなどの動きの多いジャンルに向いているので、主にスポーツ観戦が多いという方にとっても魅力のあるテレビですね。
有機ELテレビの弱点
有機ELテレビの弱点、デメリットについても調べてみました。あまり多くはみられませんでしたが、3つをピックアップします。
- 製品の価格が高い
- 輝度(明るさ)は液晶テレビに劣る
- 画面の焼き付けが起こってしまうことがある
製品の価格に関しては、有機ELパネルを製造できるメーカーがLGの1社とうこともあり、当面は安くなる可能性は低いといわれています。
しかし、量産ができるようになれば価格も下がる傾向になるため、もし価格が下がるのを待ちたいということであれば、しばらくは動向をみておくとよいでしょう。
また画面の焼き付けについて、これは主にゲームをする方は注意が必要かも。
長時間、同じような画面(ゲームのスコアなど)が同じ位置に表示されている場合、焼き付けが起こりやすいのでゲームする際は注意が必要ですね。
これからの有機ELテレビについて
画質も良く、動きの速いスポーツ観戦にも向いているということで、オリンピックやワールドカップ、ラグビーなど、スポーツ観戦を目的とした購入者は増えると予測されます。
また、有機ELテレビも、国内メーカー大手が参入してきたので、液晶テレビと並行して、これから伸びていくことになるでしょう。
今のところ、スポーツ観戦を堪能したいという方は「買い」のテレビという位置づけといったところが現実かなと。
実際に有機ELテレビ商品を確認したい
有機ELテレビのことをもっと知りたいということであれば、実際に家電量販店の店頭に並んでいる商品をみるのが一番わかりやすいですが、なかなか家電量販店まで見に行く暇がないという方もいることでしょう。
実物を見ることが出来ない場合は、インターネットで実際に購入できるサイトで商品情報をチェックするのが一番です。
ネット販売の場合、直接商品の魅力を伝えることが出来ないので、商品の情報を詳しく記載しているところ少なくはありません。
いくつか商品をピックアップしておきますので、詳細については、商品情報ページで確認しましょう。
楽天・yahoo!・amazonで購入できる有機ELテレビ
各メーカー公式の情報が知りたいという方のために、有機ELテレビの紹介ページ情報も記載しておきます。
メーカー毎の有機ELテレビの注目商品
既にテレビや雑誌にも掲載されている商品をピックアップしてみました。
東芝の有機ELテレビ:http://www.toshiba.co.jp/regza/lineup/x910/index_j.html
ソニーの有機ELテレビ:http://www.sony.jp/bravia/products/KJ-A1/
パナソニックの有機ELテレビ:http://panasonic.jp/viera/products/ez1000.html
LGの有機ELテレビ:http://www.lg.com/jp/oled-tv
2018年は、冬季オリンピック(平壌オリンピック)にワールドカップとテレビで観戦を楽しむ方がたくさんいます。
また、その先、2020年の東京オリンピックに向けて、テレビを買い替える家庭も増えてくることでしょう。
これまで以上に、有機ELテレビを選択する人も増えてくると予測できますので、引き続き僕も「有機ELテレビ」の動向に注目していきます。
他の記事でも紹介していきますので、是非お楽しみください。