Androidの容量不足、何を消す?キャッシュとアプリデータの違いに注意
容量が足りないと表示されると、目についた「消去」を押したくなります。ただ、消す対象によって失うものは違います。写真を残したいのにアプリのデータまで消してしまわないよう、先に内訳を見てみましょう。
ここではAndroidの保存容量の確認と、Pixelでのキャッシュ削除を例に説明します。他社端末では項目名や操作経路が異なるため、その機種の案内を優先してください。
空き容量とメモリは別のもの
写真や音楽などを保存する場所がストレージです。一方、アプリなどのプログラムが動く場所はメモリと呼ばれます。「動作が重い」と「保存場所が足りない」を同じものとして扱わないようにします。
設定アプリから「ストレージ」を開き、カテゴリごとの使用量を確認します。GoogleのAndroidの空き容量に関する案内にはこの確認方法があり、一部の手順はAndroid 14以上が対象です。
容量の大きいカテゴリと、残したいデータをメモしてから整理する対象を決めましょう。大きいという理由だけで、必要なものまで削除する必要はありません。
Pixelの2つの削除ボタンを混同しない
Pixelでは「設定」→「アプリ」→「アプリをすべて表示」から対象を選び、「ストレージとキャッシュ」を開きます。
- 「キャッシュを削除」は一時データを消す操作です。次回の起動が遅くなるアプリもあります。
- 「ストレージを消去」は、そのアプリのデータをすべて完全に削除する操作です。
この違いはGoogleのPixel向け説明で確認できます。容量を空けるために同じ意味で押せるボタンではありません。
キャッシュだけを確認したい場合は、ストレージ消去へ進まないでください。画面が例と違う、対象が分からないときは、その場で操作を止めて機種別ヘルプを確かめます。
自分で保存したファイルは、残す場所から考える
ダウンロード済みの動画や書類が多いなら、元のアプリや保存先で内容を確認します。名前だけで判断せず、必要なファイルか、別の場所で開けるコピーがあるかを見てから削除を決めましょう。
オンラインに保存されているつもりでも、実際に別の場所で開けるかは確認が必要です。写真アプリの削除操作はサービス側のデータにも関係し得るため、端末だけを整理する操作と取り違えないよう、使用中のサービスの説明を確認してください。
1つ整理したら、使用量を見直す
変更する対象を1つに絞り、操作後にストレージの内訳を確認します。どれだけ空くかは端末やデータによって異なり、キャッシュ削除で大幅に空くとは限りません。
必要なデータを残すことが優先です。消去の影響を説明できない項目はそのままにして、端末名と使用量の内訳を手元に、メーカーの案内へ進みましょう。