iPhoneの画面収録に声が入らないときは?マイクとアプリ音声の切り分け
iPhoneで操作説明を録画したのに、自分の声が入っていない。そんなときは、画面収録を始める前に、収録ボタンを長押ししてマイクをオンにします。
ただし、周囲の声を入れることと、アプリが再生している音を録音することは別です。一部のアプリは録音や録画を許可していないので、マイクをオンにすればすべての音が入るとは限りません。
ここでは、自分で作る操作説明などの短い動画を基準に、設定と音の出どころを分けて確認します。配信サービスなどの録画制限を回避する方法は扱いません。
どの音が入らないかを先に分ける
まず、欲しいのが次のどの音かを決めます。
- 自分が話した説明の声。
- アプリや動画が再生している音。
- 再生時にiPhoneから聞こえる音そのもの。
録画した動画が無音に感じても、保存したデータに音がないのか、再生時の音量や出力先の問題なのかは別です。別の普通の動画を再生し、音が聞こえるかも確かめてください。
例えば、操作説明の声だけがないならマイク設定を先に見ます。声は入るのに特定アプリの音だけないなら、同じマイク設定を切り替え続けるより、アプリ側の仕様を調べる順番です。
マイクをオンにして、短く試し録りする
Apple公式の画面収録手順では、コントロールセンターの画面収録ボタンを長押しし、マイクをオンにして収録を始める方法が案内されています。
- 機種に合う操作でコントロールセンターを開きます。
- 画面収録ボタンを長押しします。
- マイクがオンになっていることを確認します。
- 収録を始め、カウントダウンの後に短く話します。
- 収録を停止し、写真アプリに保存された動画を再生します。
ボタンが見つからない場合は、コントロールセンターへ追加する案内を確認します。iOSによって配置や編集方法が違うため、古い画面の場所を固定的に探さないでください。
最初から長い説明を録らず、「音声の確認です」といった短い内容で一度再生します。数分話してから無音に気づくより、修正する箇所を絞れます。
録画する前に、画面と周囲も整理する
マイクをオンにすると、残したい説明以外の声や音も入り得ます。家族や同僚の会話が入らない場所を選び、画面に個人情報や仕事の資料を表示しないようにします。
説明用なら、実際の氏名や住所ではなく、公開しても問題のない例を準備します。画面収録ができることと、その内容を共有してよいことは同じではありません。
通知の内容などが映り込んでいないか、録画後にも見直してください。動画を送る前に、音が入ったことだけでなく、冒頭から終了まで不要な情報がないかを確認します。
特定のアプリだけ音が入らない場合
Appleは、一部のアプリでは録音やビデオ録画が許可されないこと、画面収録とミラーリングを同時に使えないことを説明しています。
ホーム画面など自分の操作の説明では声が入るのに、特定アプリだけ収録できないなら、そのアプリの公式ヘルプを確認します。別の録画ソフトを探して制限を避けるのではなく、アプリが用意する共有方法や許可された資料を使ってください。
また、通話相手の声や保護された動画の音声まで、この操作で録音できると考えないようにします。「マイク」は周囲の声を収録する設定で、すべてのアプリ内部の音を自由に取り込む許可ではありません。
保存した動画を送る前の確認
写真アプリで動画を最初から再生し、説明の声が聞こえるかを確かめます。冒頭だけでなく、途中で別のアプリへ移った部分や、停止直前の部分も見ます。
声が小さい場合は、録り直す前に、普通の動画と同じ出力先・音量で比較します。Bluetooth機器へ音が出ているなど、聞いている側の条件が違っていないかも確認します。
相手へ渡す動画は、必要な範囲だけになっているか、余計な会話が入っていないかを見直します。確認用の短い動画で条件を揃えてから本番の説明を録れば、マイク設定の問題と説明内容の修正を別に扱えます。
マイク自体の問題かを比べる
画面収録のマイクをオンにしても声が入らない場合は、Appleのマイク確認案内に沿って、ボイスメモなど別の機能でも声が入るか確認します。
ボイスメモでは明瞭に録れるのに、画面収録だけ無音なら、収録時の設定と対象アプリに範囲を絞れます。両方で声が入らないなら、iPhone側のマイクや接続機器の確認が必要です。
ケースや付属品が関係しそうな場合も、無理な分解や、穴に針を入れる作業は行いません。確認方法はAppleの案内に従います。
カメラで撮る動画のアクセス許可と、画面収録のマイク操作も分けてください。カメラの許可を変更したことだけで、画面収録のマイクがオンになったとは判断できません。
解決しなければ、iPhoneの機種、iOS、対象アプリ、声とアプリ音のどちらがないか、ボイスメモでの結果を控えます。保存済みの無音動画に、設定を変えるだけで声が戻るわけではありません。元データを残したうえで、必要なら条件を整えて録り直すか、Appleやアプリ提供元へ相談しましょう。