Chromeの許可一覧から、不要なサイトの通知だけを止める
パソコンの画面の端に、覚えのないサイトから通知が何度も出る。閉じてもまた現れると、通知の「対処する」を押したくなるかもしれません。
Chromeを通じたサイト通知なら、通知を開かずに、設定の許可先から止められます。ここではパソコン版Chromeを対象に、必要な通知まで全部止めず、対象サイトの権限を確認する手順を紹介します。
通知をクリックする前に、送信元の表示を見る
画面の端の通知に、Chromeの名前やサイトのドメインが出ていないか確認します。ロゴや「感染」といった文章だけで、本物の警告と判断しないようにしましょう。ドメインはサイトの住所に当たる部分です。
IPAのブラウザ通知に関する注意喚起では、通知の許可を悪用し、不審なサイトへ誘導する手口が解説されています。許可した通知が届いたことだけで、パソコンの感染が確認された意味にはなりません。
表示されているURLを確かめるために、その通知を開く必要はありません。分かる範囲のサイト名やドメインを控え、普段使っているChromeを自分で開いて設定へ進みます。
Chromeの許可一覧から、不要なサイトを止める
Googleの通知ヘルプに沿い、右上のメニューから設定を開きます。画面名が更新で変わっている場合は、設定の検索欄で「通知」を探す方法もあります。
- Chromeの右上にあるメニューから「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」から「サイトの設定」へ進みます。
- 「通知」を開き、通知の送信を許可しているサイトの一覧を見ます。
- 不要なサイトの右側のメニューを開き、IPAの案内にある「削除」を選びます。
- 対象が許可一覧から取り除かれたことを確認します。
通知に出ていたドメインと、一覧の文字を落ち着いて見比べてください。似た名前でも同じサイトとは限りません。業務で必要なサイトを止めると困る場合は、分からない項目までまとめて変えず、管理担当者へ確認します。
今後もそのサイトの通知を許可しない設定にする場合は、Googleの案内にある「通知の送信を許可しないサイト」の「追加」を選び、確認したサイトのアドレスを入力して追加します。削除は今ある許可を取り除く操作、ブロック欄への追加は通知を許可しない設定として読み分けてください。入力するアドレスに確信がなければ、通知のリンクを開いて調べず、画面に見える情報で相談します。
止まらないときは、通知の種類とプロフィールを確かめる
操作したサイトが許可一覧から変わったのに同じような表示が続く場合、別のドメインや別のブラウザから来ていないかを見ます。複数のChromeプロフィールを使っているなら、通知を許可した側のプロフィールかも確かめます。
また、Webページを開いている間だけページの中に出る警告は、サイト通知とは別の場合があります。通知の設定だけですべてのポップアップや広告を消せる、と考えないでください。
- 通知の送信元が、Chrome以外のアプリになっていないか。
- 止めたドメインと、今出ている通知のドメインは同じか。
- 別のプロフィールやブラウザを使っていないか。
- 設定項目に管理対象の表示があり、自分では変更できない状態か。
設定できない管理PCでは、管理上の制限を回避せず、画面の表示と送信元を担当者へ伝えます。OS側でChromeの通知をすべて無効にする操作は別の範囲で、必要なサイトの通知も止まるため、今回の最初の手順にはしていません。
すでにリンク先で操作した場合は、通知停止と分ける
通知を止めることは、リンク先で入力した情報や、ダウンロード・実行した物への対応まで完了する意味ではありません。電話をかけた、情報を入力した、アプリを入れた等があれば、何をしたかを控え、IPAの相談案内や利用しているセキュリティ製品の公式窓口へ相談します。
通知から誘導された電話番号やソフトの案内を、その相談先として使わないようにしてください。ファイルを保存しただけで所在が分からなくなった場合は、Chromeで保存履歴とファイルを確認する方法を参照できますが、正体の不明なファイルを確認のために実行する手順ではありません。
これからサイトを使うときも、通知は必要だと判断できた相手だけに許可します。表示を読むために、とりあえず「許可」を押すことは避けましょう。
情報確認日:2026年10月27日