今の防水パンに新しい洗濯機は置ける?幅だけで決めない確認
情報確認日:2026年10月25日
洗濯機を買い替えたいけれど、今の防水パンに新しい本体が置けるのか分からない。外側の幅だけ測って決めてしまうと、脚や排水口の条件を見落とすことがあります。
防水パンは、洗濯機の下にある受け皿状の設備です。今回は、新しい洗濯機を選ぶ前に測っておく場所と、自分で測れない部分の伝え方を紹介します。給排水工事や据え付けを自分で行う手順ではありません。
先に、購入候補の据付説明書を開く
洗濯機全体の幅と、脚が載るために必要な寸法は同じではありません。商品説明にある「本体幅」だけでなく、据付説明書や寸法図で、防水パンのどこを基準に測るのかを確認します。
日立の防水パンに関するFAQでも、設置可能なサイズは製品によって異なるとされています。平らな物と四隅が高い物でも、確認する寸法や排水用部品の条件が変わる例が示されています。
「幅が何cmあれば全部置ける」とまとめないでください。同じシリーズ名でも、候補の型番を末尾まで確認し、その機種に対応する資料を使います。資料の探し方が分からなければ、公式説明書の見つけ方も参考になります。
外側・内側・脚の載る面を分けて記録する
パンの縁まで含む大きさが外寸、内側の空間の大きさが内寸です。説明書の条件が内寸を指しているのに外側を測ると、同じ幅という言葉でも比較がずれてしまいます。
測れる範囲で、次の内容をメモします。
- パンの内側の幅と奥行。測った両端がどこかも書く。
- 周囲の縁や、四隅の台が高くなっているか。
- 本体の脚を載せる面の位置と形。
- 背面の壁から、説明書で指定された位置までの距離。
- 排水口が左・右・奥・中央など、どこにあるか。
寸法図に線が描かれている場合は、その線が縁の外側なのか、内側なのかを見比べます。分からない基準を自己流で決めず、図を示して販売店へ確認してください。
今の洗濯機で隠れている場所は、未測定と伝える
重い洗濯機を傾けたり、ホースを外したりして、奥まで測る必要はありません。手が安全に届く場所だけ確認し、見えない箇所は「既存機で隠れて未測定」と残します。
写真は、防水パン全体が見える範囲と、排水口周辺を撮ります。内寸を直接測った値なのか、パンの外側から見積もった値なのかを混ぜないようにしてください。今の洗濯機の型番や、分かれば防水パンの表示も資料になります。
販売店には「今の機種が置けているので大丈夫です」とだけ伝えず、候補型番と測れていない部分を一緒に示します。必要であれば、購入前に現地確認ができるか相談します。
排水口と水栓の条件を、サイズとは別に照合する
日立の設置・搬入案内には、水栓・防水パン・排水口の条件や、周囲の作業スペースについても説明があります。パンの幅が足りるだけで、設置全体が完了するわけではありません。
排水口が本体の真下になる場合など、機種と設置状態によって別売部品が必要なことがあります。かさ上げすれば必ず解決すると決めず、候補機種の指定部品と施工条件を確認してください。
上の棚や蛇口までの高さ、ふたやドアを開ける余地、搬入経路も別の確認欄にします。本体がパンに収まることと、使うときに開閉できることを分けるためです。
最後に、候補型番、測定した基準、排水口の写真、未測定箇所を販売店へ渡し、必要な部品と設置可否を確認します。据え付けは専門業者へ依頼し、工事の要否や費用がある場合は注文前に確認してください。
一つの幅で判断するよりも、分かっている条件と分からない条件を分けておくと、購入前の相談が進めやすくなります。