USBメモリーに4GB超のファイルをコピーできないときの確認手順
情報確認日:2026年10月25日
USBメモリーにはまだ余裕があるのに、動画をコピーすると「ファイルが大きすぎます」と出る。容量の大きな物に買い替えればよいのか、迷いますよね。
この場合は、空き容量とは別に「一つのファイルを保存できる大きさ」を確認します。ここではWindows 11で保存先の状態を調べ、元のデータを残して次の方法を選ぶところまでを説明します。
エラーが出た保存先と、対象の一ファイルを確かめる
先に、コピー元とコピー先をメモします。外付けドライブが二つある場合、調べるのはエラーが出た方です。似たドライブ名だけで判断せず、エクスプローラーの「PC」で表示される容量やドライブ文字も照合してください。
- コピーできなかったファイルを右クリックし、「プロパティ」でサイズを確認します。
- 保存先のUSBメモリーも右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- 「全般」に表示されるファイルシステムと、空き領域を控えます。
- エラーの文言をそのまま記録します。「アクセスが拒否されました」など、別の表示なら同じ原因と決めません。
フォルダー全体の大きさだけを見ると、判断を間違えます。例えば合計10GBでも、小さな写真を集めたフォルダーと、一つで10GBの動画では条件が違います。これは比較のための例で、実際に転送を試した結果ではありません。
FAT32なら、合計容量とは別の制限がある
バッファローの案内では、大きなファイルを扱うときの形式としてexFATが示されています。FAT32には一ファイルを約4GBまでしか扱えない制限があるため、空きが十分でも4GBを超える動画などは入りません。
「32GBのUSBだから、5GBの動画は余裕で入るはず」という計算だけでは判断できないわけです。まず、先ほど確認した保存先が本当にFAT32かを見ます。表示がexFATやNTFSなら、FAT32の制限を理由に初期化しないでください。
その場合は、コピー対象が入る空き容量、書き込み禁止の表示、途中で切断されていないか、別の小さいファイルでも失敗するかを調べます。読み出しも不安定なら何度も操作せず、残っているデータの保全を優先します。
形式を変える前に、受け取り側の条件を決める
別のバッファロー公式FAQも、形式と対応OSを確認するよう案内しています。exFATなら大きいファイルを扱えますが、接続するテレビやカーナビなどで使えるかは、その機器の説明書で別に確認する必要があります。
- PCへ渡すだけなら、相手のOSとUSBメモリーの対応を確認し、対応する別の保存先を候補にします。
- 特定の機器で再生するなら、ファイルシステムに加えて動画形式などの条件も調べます。
- 元のUSBをほかの用途でも使うなら、今回だけのために形式を変えてよいか考えます。
USBメモリーへ入らないことと、動画を再生できないことは別の問題です。コピーに成功しても、再生機器が対応する保証にはなりません。
フォーマットは、中身を消す操作だと確認してから
フォーマットすると保存済みデータは消えます。形式変更のボタンを先に押すのではなく、必要なファイルを別の場所へコピーし、そのコピーを開けることまで確認してください。唯一の保管先しかなければ、ここで作業を止めます。
対応条件とバックアップがそろってから、USBメモリーのメーカーが案内する方法を選びます。対象ドライブを取り違えると別のデータを消してしまうため、分からない場合は型番・容量・現在の形式・エラー表示をそろえて相談してください。
コピーできた後も、コピー元は受け取り側で開けたことを確かめるまで残します。抜くときの操作はWindows 11でUSBを安全に取り外す手順も確認できます。
容量の数字だけで買い足す前に、一つのファイルの大きさと保存先の形式を見ておくと、次に必要な作業を選びやすくなります。