机の裏にフレームがある!モニターアームを買う前に測る場所
クランプ式のモニターアームを買おうと、机の厚さを測ったら対応範囲内。それでも、裏のフレームや背板に当たって取り付けられないことがあります。
購入前には、天板の厚さと、上下から挟める面、固定金具が入る奥行きを一組で確認します。ここでは製品ランキングではなく、今の机で取付条件を照合するための測り方を扱います。
天板の厚さだけでは決まらない理由
クランプは、机の縁を上下から挟んで固定する方式です。製品の対応天板厚に収まっていても、下側の金具を置く部分にフレームや引き出しがあれば、その位置には付けられない場合があります。
また、机の縁が斜めに削られている、裏面に段差がある、背板がすぐ後ろにあると、図面上のどの面が当たるかを確認する必要があります。机そのものが集中する荷重に対応するかも、アームとは別に見ます。
材質や強度が不明な机へ、「厚さは合ったから」と取り付けを進めないでください。ガラス天板や中空構造なども、見た目だけで取り付け可とは判断せず、机とアームの双方の条件を確認します。
取付候補の場所を決めて、表と裏を測る
まだアームを購入していない段階なら、机を無理に分解せず、見える範囲で寸法と写真を残します。
- アームを付けたい位置を決め、机の上面と裏側を撮影します。
- その位置の天板厚を測ります。別の縁の厚さで代用しないようにします。
- 机の縁から、裏のフレーム・背板・配線トレーなどまでの空き寸法を記録します。
- 下側の金具を置く面と、締め付け操作に必要な空間があるかを見ます。
- 机と壁の間隔、設置後にアームが動く範囲も確認します。
寸法は「厚さ○mm」「縁からフレームまで○mm」のように、測った位置と組にして残してください。「奥行きが少ない」というメモだけでは、製品図面と照合しにくくなります。
裏側が見えない場合は未確認とし、手探りで推定値を入れません。机の型番や組立説明書を探し、図面がなければ写真を添えてメーカーへ確認します。
候補製品の図面へ、測った寸法を当てはめる
具体例として、サンワサプライのCR-LAC115BKは、クランプで取り付けられる天板厚が10〜50mm、クランプ金具の奥行きが38mmと案内されています。これはこの機種の条件で、すべてのアームに共通する寸法ではありません。
たとえば天板厚が30mmでも、裏の金具や締め付け部分がフレームに当たる配置なら、厚さの条件が合うだけでは決められません。「38mm空いていれば必ず付く」とも解釈せず、図面の基準位置、金具の形、操作する空間を含めて確認します。
確認表には、次の四欄を作ると便利です。
- 机の実測値と測定位置。
- アームの対応範囲と参照した図面。
- 机の材質・構造に関する可否。
- 判断できない箇所と確認先。
机へ穴を開けるグロメット式は、クランプ式とは別の条件です。クランプで付かないからという理由だけで、穴あけを前提に買い進めないようにしましょう。
モニター側の条件も、最後に残さない
机に固定できても、モニターを取り付けられるとは限りません。サンワダイレクトの選び方では、VESAのねじ穴、モニターの重さ、対応画面サイズなどの確認を案内しています。
対応する取付穴の間隔や、スタンドを除いた重量などを、モニターの説明書と候補アームの条件で照合してください。ねじの長さや取付部品も製品ごとに確認し、手元の余ったねじで代用する前提にはしません。
二画面にする場合は、机上の配置も先に考えておくと測定位置を決めやすくなります。表示方法はWindows 11の複製と拡張の使い分けで確認できますが、画面設定と物理的な取付可否は別です。
条件が一つでも読めなければ、机とモニターの型番、測定写真、候補アームの品番を販売店へ伝えて相談します。補強板を足せばどの机でも使えるという判断はせず、確認できた組み合わせから選びましょう。
情報確認日:2026年10月27日