失敗しない!無線ルーターの選び方 [マンション・一戸建て用]
2018/06/29
「今度、新しい無線LAN機器を買おうと思っているけど何がいい?」
ってことで久々に無線LAN(無線ルーター)について聞かれたので、その時に話した選び方についての内容を紹介します。
こういう時は、あまり難しい説明をしても仕方がないので、誰でもわかるポイントを2つだけ取りあげて教えました。
これだけ注意しておけば、失敗する心配はほとんどないので、覚えておきましょう。
1.無線ルーターの選び方 2.4GHzと5GHz対応は必須
無線ルーター(無線LAN)を選ぶひとつ目のポイントは「電波の帯域」
無線LANの場合、2.4GHzと5GHzの2種類が使用されます。
無線ルーターを選ぶポイントとして、2.4GHzと5GHzの両帯域に対応しているものを選択してください。
古い機種の場合、2.4GHzしか対応していない機器がまだ残っています。
また、価格の安い機器の場合、2.4GHzか5GHzのいずれかのみ対応という機器もあります。
2.4GHzと5GHzにはそれぞれ強みと弱みをもっているので、両方に対応している機器を選んでおくと間違いありません。
2.4GHzと5GHzの違いとは
2.4GHzの特徴は障害物に強いということ。しかし、電波は5GHzにくらべると弱く、他の電子機器との混線も起こりやすいです。
例えば、家電でいうと電子レンジやコードレス電話を使用すると、お互いに通信障害を起こしやすいです。
昔から無線ルータを使っている人であれば、この混線問題に悩まされた時期が一回はあるかなと。
ただし、障害物には強いので、一戸建ての2階の部屋など離れたところでも電波はひろえるという強みはあります。
5GHzの特徴は、なんといっても速度が速いということ。また他の電子機器の干渉も受けにくいので、接続も安定しています。
しかし、2.4GHzに比べると障害物には弱いという点があり、完璧ではありません。
結果、場所によって切り替えて使えるように2.4GHzと5GHzの両方に対応した無線ルーターが選ぶポイントとなります。
ほとんど5GHzで対応できますけどね。
2.無線ルーターの選び方 アンテナの数
アンテナの数についてあまり意識している人が少ないように感じますが、無線ルーターを選ぶ2つ目のポイントとしてアンテナの数を挙げました。
電気屋に置いている無線ルーターのパッケージをみると、羽のようなものがたくさんついているものを見かけたことはないでしょうか。
この羽のようなものが無線ルーターのアンテナになります。
商品によってはアンテナが外部になく内蔵しているものもあるので注意してください。
アンテナの数については、当然多い方がいいです。
アンテナの数については、無線ルーターの外箱やスペックに必ず記載のありますので確認するようにしましょう。
最低でも2本以上は必要ですね。大きな家(一戸建て)なら3本以上は欲しいところです。
アンテナの強度が、無線LANの環境を快適にできるかどうかの目安にもあるので、ここは妥協しない方がいいですよ。
さいごに
ここ最近に発売されているおすすめの無線ルーターを3つピックアップしました。
どれが一番というのは難しいけど、この3機種のいずれかを選べば、快適な無線環境を作ることができるでしょう。
また最後に、職場で使用している玄人用の無線ルーターも紹介しておくので、購入時の参考にしてください。
RT-AC88Uについては、平置きなので置き場所さえ確保できるのであれば、おすすめですね。
実際、20畳~40畳あるようなスペースでも快適に使えています!