自力で段差を登ることが出来る最新の電動車椅子がすごい!
2018/09/19
最新の技術を使って車椅子でも段差が登れるようになる!
車椅子で生活する親をみていて「なかなか不便だな」と感じていた2つのこと。
- 室外、室内で車椅子を使い分ける必要がある
- 数センチの段差でも自力で登ることができない
「車椅子の使い分け」については、乗り降りするだけでも大変しんどいのに、外に出る、家に帰るたびの乗り換える姿をみて、「これでは外に出るのも嫌になるのでは?」と感じることがよくありました。
次に段差の問題。車椅子に実際に乗ってわかったのが、たった数センチの段差であっても登ることが難しいです。
これは健常者が力任せに乗り越えようとしても簡単にクリアできるものではありません。
この2点の問題が解決してくれる車椅子が、今回紹介するWHILLの次世代型電動車椅子です。
乗り換え不要!室内・室外で使える電動車椅子
室外用に電動車椅子、室内は手動車いすと使い分けるのが一般的ですが、この乗り換えがものすごく大変です。
面倒な乗り換えを不要にしたのがWHILLの電動車椅子です。
一般的な電動車椅子は、外で使用することを目的に作られているものが多い為、タイヤが太いために、小回りが利かないという欠点があります。
広い場所で利用する分には問題ありませんが、室内などの狭い環境では身動きがとりずらいため使うことが難しいです。
しかし、WHILLの電動車椅子であれば、一般的な電動車椅子の約半分の可動域で回転(方向転換)することが出来るので、室内でも問題なく移動することが可能になります。
これまでの電動車椅子のデメリットを解消したのが、WHILLの電動車椅子です。
最大5cmの段差を乗り越えることが出来る車椅子
車椅子にとって厄介な段差の問題。
たった数センチの段差でも登ることは簡単ではありません。
車椅子と段差の相性は悪く、自力ではもちろん後ろから押してもらっても登るのは一苦労。
しかし、WHILLの電動車椅子であれば、5センチまでの段差を自走で登ることが可能になります。
室外の大きな段差や室内の小さな段差を問題なく乗り越えることが出来ることは、車椅子生活を大きく変えることになります。
何故デメリットを解消することが出来たのか?
何故、これまでの電動車椅子と違って、小回りがきいたり、段差が登れるようになったのか?
それを実現したのが、
- 縦だけではなく横に回るオムニホイールと呼ばれる特別な前輪
- 高出力モーター
の存在です。
特殊なタイヤと高出力モーターの馬力を使って、電動車椅子のデメリットを解消することを実現しました。
これまで「車椅子なんてどれも同じ」と考えていた方、WHILLの次世代型電動車椅子をみたら、考え方は大きく変わります。
車椅子の利用者にとっては、考え方だけではなく、日常にも大きな変化が起きることになるでしょう。
そんな高機能な次世代型電動車椅子なら、値段が高いから無理と思うかもしれませんが、介護保険レンタル対応が可能です。
介護保険レンタルであれば、1ヵ月数千円で利用することが可能ともいわれています。
取扱い店舗や施設に関しては「WHILLの電動車椅子の購入・レンタルができる店舗検索ページ」を使って探すことができます。
高齢の親が自分自身でこの車椅子に辿りつくことは難しいと思います。
ちなみに私の親の場合、ネットで検索して、わりと早い段階でこの車椅子を使用することになりました。
WHILLの次世代型電動車椅子を使えば、車椅子生活のすべての問題が解消されるわけではありません。
しかし、たった一つであっても不自由なことを解決できるのであれば、それを解決してあげたいと思います。
その解決方法の手段のひとつが「WHILLの次世代型電動車椅子」です。
多くの方が、WHILLの次世代型電動車椅子の存在を車椅子の悩みがある方に伝えてあげることが出来たらいいなと思っています。