XServerで取得したドメインを他社サービスに移管する方法
2017/12/22
これまで何度も経験しているドメイン移管しているので、「ドメイン移管なんて簡単」と思っていました。
しかし、はじめてXServer(エックスサーバー)で取得したドメインを移管してみると、ムームードメインやお名前.comとはちょっと異なる作業が発生。
少しややこしく、わかりにくい点があったので、今後同じようなことで悩まないよう、ドメイン移管の作業について、まとめておきます。
ドメイン移管するには移管完了前に解約する必要あり
移管する前に解約?と違和感を感じますが、XServerからドメインを他社サービスに移管する場合、まず、移管するドメインの解約申請を行う必要があります。
ドメインの解約申請は、XServerのインフォパネルから行うことが出来ます。
実際の作業手順としては、
- インフォパネルにログイン
- 左メニューにある「解約」ページに移動して独自ドメインを選択
- 移管するドメイン横にある「解約」ボタンをクリック
まず、上記を必ず行う必要があります。
この作業が完了していない状態で、次の作業を行うことが出来ません。
「ドメインを解約して大丈夫なのか!?」と心配ですよね。
解約手続きをしても、ドメインの有効期限までは保持できるので安心してください。
ドメイン更新期限内に、ドメインの移管を完了するようにしましょう。
ドメインの解約後は、ドメインロックの解除
ドメインの解約申請すると、移管するドメインに掛かっているロックを解除することが出来ます。
せっかくAuth Code(オースコード)がわかっていても、ドメインロックが有効な状態であれば、ドメインを移管することが出来ない為、ドメインロックの解除を忘れないように、注意してください。
ドメインロックの解除は下記手順で行ってください。
- インフォパネル内、ご契約一覧内より移管対象のドメインパネルを選択
- 「ロック解除」ボタンをクリック
ロックを解除してもこの時点では移管は完了していません。
移管するには、AuthCodeが必要なので、下記手順でAuth Codeを取得します。
- ドメインパネルより「Whois情報」のタブをクリック
- Whois情報の一番下にある「認証鍵送信ボタン」をクリック
上記が完了するとドメインを管理しているメールアドレス宛にAuthCodeが送信されます。
AuthCodeはwhois情報内のメールアドレスに送信されるため、もし代理情報公開を行っている場合は、事前にWhois情報を登録して、AuthCodeをご自身のメールアドレスに送信されるようにあらかじめ設定を済ませておきましょう。
ドメインの解約・ドメインロックの解除・Auth Codeの取得の3つが完了すれば、あとは、移管先であるドメイン管理するサービスから、ドメインの移管申請を行なえば、大枠完了です。
最後に、AuthCodeの送信先と同様のメールアドレスに、ドメイン移管を承認するか問われるメールが届くので、承諾しておきましょう。
この承諾を行わないと、ドメイン移管は完了しない為、メールの確認漏れがないようにしましょう。
最後にまとめとして、気をつけておきたい点をピックアップしておきます。
XServerからのドメイン移管で気をつけること3点
- ドメインの解約を行う
- ドメインロックの解除を行う
- AuthCodeが取得できるようWhois情報を変更する(必要に応じて)
以上、3点はドメイン移管するには、必ず必要になってくるので、事前に確認しておきましょう。
ここまでわかっていれば、作業自体は比較的簡単に行うことが出来る為、心配いりません。