お皿を宅配便で送るには?一枚ずつの保護と箱の中の動きを確認する梱包手順
情報確認日:2026年10月22日
お皿を数枚、家族や知人へ送りたい。プチプチで包めばよさそうでも、何枚も重ねてよいのか、箱のどこを埋めるのかは迷いますよね。
梱包では「お皿同士が触れないこと」と「箱の中で動き回らないこと」を別に確認します。緩衝材で包んだだけで作業を終えず、箱へ入れた後の状態まで見てみましょう。
ここでは一般的なお皿をヤマト運輸の宅急便向け案内に沿って包む場合を扱います。美術品や代替のきかない品、特殊な形の食器は、通常の梱包で送ってよいかを先に配送会社へ相談してください。
箱を選ぶ前に、送る物を並べて分ける
皿の枚数と大きさ、ふた付きか、割れや欠けがないかを確認します。ふた付きの器なら、ふたと本体を一つの塊として扱わず、それぞれを保護する準備をします。
食器と一緒に重い本や道具を詰める予定があれば、別箱へ分けることも検討します。皿の上へ重い物を重ねないようにするためです。
ヤマト運輸の基本の梱包案内は、荷物の性質や重さに応じた外装と、隙間を残さない詰め方を案内しています。箱は中身が入るだけでなく、緩衝材を入れる余地と、運ぶための強度が必要です。
押さないとふたが閉まらないほど小さい箱なら、緩衝材を減らして無理に収めるより、箱を見直します。反対に大きすぎる箱では、余白を埋めて固定する作業が増えます。
包む作業と、固定する作業の二段階で進める
段ボール、新聞紙やエアーキャップなどの緩衝材、はさみ、包みを留めるテープ、箱を閉じる粘着テープを用意します。食器を置く平らな作業場所も確保してください。
最初は皿を一枚ずつ保護する
- 緩衝材の中央に皿を置き、縁も覆うよう周囲から包みます。
- 包みがほどけないようにテープで留めます。
- ほかの皿も同じように一枚ずつ包み、硬い面が直接ぶつからない状態にします。
- ふたがある物は、本体と別に包みます。
ヤマト運輸の食器向け手順でも、一個ずつの保護と、ふたを別にする扱いが示されています。
まとめて外側だけ包むと、内側の皿同士の接触を残してしまいます。「外からは見えないけれど、包みの中で触れていないか」を一つの確認点にしましょう。
箱の底と周りにも緩衝材を入れる
箱を組み立て、底が開かないように粘着テープで留めます。ヤマト運輸は底の強度を高める貼り方も紹介しているので、重さに見合う留め方を確認してください。
底面に緩衝材を敷き、包んだ皿を寝かせて何段も重ねるのではなく、立てて入れます。皿を下から上へ積むと、下側へ上の重さが掛かるというのが公式案内の注意点です。
皿の間や箱の側面側にも緩衝材を入れ、動かないよう固定します。上側の空間も含め、箱を閉じたときに保護が抜ける場所がないかを確認します。
「下にクッションを敷いたから、横は空いていてよい」というものではありません。個別の包みは接触を防ぐ役割、箱の余白を埋める作業は移動を抑える役割として考えると分かりやすいですね。
閉じる前に、動く物がないかを確かめる
ヤマト運輸は詰めた箱を軽くゆすり、中の食器が動かないか確かめる手順を案内しています。落下させたり、強く振って強度を試したりする作業ではありません。
小さく動かしただけで中身が移動する感触や音がある場合は、箱を開けて見直します。
- 空いている部分を通って、包みが横へ移動していないか。
- 緩衝材が底へ寄り、上や側面の支えがなくなっていないか。
- 包みがほどけ、皿同士が直接触れていないか。
- ぎゅうぎゅうに入れたため、箱が膨らんでいないか。
動くからといって皿を圧迫するほど詰め込むのではなく、包みの位置や箱の大きさを見直します。形に合わず安定させられない器は、無理に通常の箱へ押し込まず、発送前に配送会社へ確認してください。
梱包の確認が済んでから、配送条件を照合する
箱を閉じ、発送に使うサービスのサイズ・重さ・受付できる品物の条件を確認します。緩衝材や箱を変えれば、完成後の寸法も変わります。
ゆうパックなど別サービスを検討する場合は、受付条件をその会社の案内で確認したうえで、梱包後の三辺と重さを測る方法も参考にできます。ヤマト運輸の条件を、別サービスへそのまま当てはめないようにします。
箱の外に「こわれもの」と記せば、内側の保護が不足していてもよいわけではありません。取り扱いの表示と梱包は、別々に必要な確認です。今回の方法も、破損しないことを保証するものではありません。
不安が残る場合は、皿の種類・枚数・価値、箱と緩衝材、固定した状態が分かる写真を用意して相談しましょう。中身が動く状態のまま、表示だけ追加して発送しないことが大切です。