ソフトバンクからマイネオ（mineo）への乗り換え手順
2018/07/23
意外とやることがある格安SIMへの乗り換え
格安SIMへの乗り換えが増える中、流れに乗って、ついにソフトバンクから格安SIMへ乗り換えることを決意！
格安SIMサービスについては、楽天モバイルやLINEモバイル、UQ Mobile、DMMなど、それもそれぞれ特徴があり良さそうなのですが、既に、子供のスマホを昨年、マイネオで契約しており、特に問題なく使えていたので、マイネオ（mineo）に乗り換えることに決めました。複数回線を契約するので、パケットギフト、パケットシェアが使えるのも魅力的ですね。
乗り換え前の契約状況は、ソフトバンクで、約5年4か月くらいの契約です。スマートフォンの機種は、「iphone5c」です。
これを、iphone6sを購入してマイネオに乗り換えることにしました。
はじめてということもあり、なんか色々と調べたり、苦労したので、乗り換え完了までの流れをまとめました。
格安SIMで使用するスマートフォンの準備・購入
スマートフォンを格安SIMサービスに乗り換えるにつき、必要となるのが、使用するスマートフォンの準備です。
現在、使用しているiphone5C、ソフトバンクで契約していて、SIMロック解除が行えない、つまり格安SIMサービスでは使用できないということです。
なので、まずは、SIMフリーのiPhoneを購入するところからスタートしました。この時点で最新のiphoneはiphone7でしたが、特に最新である必要もなかったので、iphone6sを購入。
せっかくなので、容量は128GBのものに決めました。
Appleローンで購入、支払回数24回まで金利0%ということで、24回支払いで契約。
キャリアで契約していた時も、基本2年の分割で購入していたので、特に問題はありません。
電話番号は変更したくないので、MNPでの乗り換え
この乗り換えで、携帯電話の番号を変更するのは嫌ということで、MNPで乗り換えることにしました。
MNP（番号ポータビリティ）で乗り換えるには、予約番号を取得する必要があります。
ソフトバンクの場合、インターネット上から行えるのかなと思って探してみましたが、無理なようで専用の電話番号に掛けることに。
ソフトバンクの携帯電話からの場合は「*5533」、その他は「0800-100-5533」が窓口になっています。受付時間が9時から20時となっているので、気をつけてくださいね。
電話をすれば、簡単に予約番号をもらえるのかと思って、気軽に電話しましたが、この電話。。結構面倒でした。予約番号をもらうまでの確認事項が結構長い・・・
全部ではありませんが、実際に予約番号が発行されるまでに聞かれた内容は下記の通りです。
- 本人証明・契約状況の確認（これは基本的なものなのでOK）
- MNPの対象電話番号の確認（これも必要ですね）
- 何故MNPをするのかの確認（主にサービスへの不満を聞いてきます）
- 新たに契約するところはどこか？（格安SIMにするというだけではなく、どこのまで細かく聞いてきました。検討中ってことで逃れました）
- スマートフォンの機種は何にする？（別に教える必要はないですが、iphoneだということは伝えておきました）
- Y！Mobile推し（キャンペーンの説明、旧機種の買取など聞いてもないことを説明してくれます）
- 引き続き、Y！Mobile推し（なんとかこちらにしてくださいというお願い・・・断りました）
- ようやく予約番号ゲット！（残念ながら・・・という流れからしぶしぶ発行しますみたいな演出）
いや～、ここまでしつこいと思いませんでしたが、結構なY!Mobile推しでした。僕の場合は、Y!Mobileなら乗り換える意味がコスト的にあまりないとわかっていたので、断りましたが、あまり詳しくない人は、「こっちの方が得かも!?」と思い、その場でやっちゃう可能性もあると思います。ちゃんと乗り換えるサービスは決めたうえで、予約番号を受けるようにしましょうね。
マイネオ（mineo）への申し込み
MNPの予約番号が取得できたら、マイネオの申し込みを行うことが出来ます。MNPの予約番号の有効期限は15日間と短いので、申し込みは出来るだけ早めに行いましょう。
※ちなみに有効期限を10日を過ぎてしまうと、申込ができないので注意してください。
マイネオの申し込みについては、申込ページから説明の通りに選択、入力を進めていけば、OKです。
あらかじめ、プラン、契約する内容を決めておけば、入力内容に困るような項目はありません。
申し込む前に確認しておくこと
- MNPの予約番号
- 契約するサービスプラン
- 契約タイプ（「データ通信のみ」もしくは（データ通信+音声電話）
- コース（データ通信料：３GBあると一般的には十分といわれています）
- 端末の有無（端末を既に持っている場合は、SIMカードのみでOK）
SIMカードについては、Micro SIMもしくはNano SIMの確認がありますので、あらかじめ契約する端末のSIMカードのサイズを確認しておきましょう。
申し込み後、契約完了のメールが届けば、2~3日でSIMカードが届く段取りとなっています。契約に問題がある場合についても、メールで連絡があるので、申し込み以降、マイネオから届くメールは、必ず確認しておくようにしてください。契約に問題がない場合は、1時間以内に契約完了のメールが届くと思われます。
mineo（マイネオ）のサービス紹介・お申込みについては下記より確認することができます。
SIMカード到着！いよいよ切替を実施
SIMカードが届いたら、出来るだけ早めに切り替えを行っておきましょう。
ここで絶対に覚えておく必要があるのは、MNPの有効期限を超えると強制的に切り替わるということです。
MNPについては、ユーザ側で切り替え処理を行わない限りは、切り替わらないと勘違いしている方も多いので、再度言っておきます。Mineoの場合、MNPの有効期限が来た段階で、自動的に切り替わり処理が行われます。
あくまで申し込み後ということですが、SIMカードが届いた段階で契約としては成立しているので、必ずMNP切替の有効期限までに、設定を完了させておきましょう。
前置きが長くなってしまいましたが、SIMカードが届いてから行う作業についてです。ここから一気に切替完了まで進むことになります。
切替前に行っておくこと、注意する点をまとめました。実際この項目について、あらかじめ対応しておくと、結構スムーズに切り替えが出来るので、一度目を通しておいてくださいね。
- 届いたSIMカードを新しい達末（使用する端末）にセットする
- LINEの引き継ぎ設定（アカウントを引き継ぐ）をONにしておく
- 切替後に使用するメインのメールアドレスを決めておく（無い場合はgmailアカウントなどを作成しておく）
- Apple IDがキャリア（ソフトバンクなど）のメールアドレスの場合、新しいメールアドレスに必ず変更しておく
- LINEのアカウントに登録しているメールアドレスがキャリア（ソフトバンクなど）のメールアドレスの場合も、新しいメールアドレスに変更しておく
- icloud設定であらかじめ必要なものは同期させておく（連絡先、メモ、Safariを同期はやっておくと便利）
- 写真などサイズの大きいデータは、あらかじめパソコンなどを使い、バックアップを取っておく
- LINEゲームに関しては、LINEの引継ぎが出来れば問題なく行えるので特に不要
- LINEゲーム以外の引継ぎ設定は、各々あらかじめ準備しておくこと
- MNP切替の開始から電話が開通するまで30分～1時間程度は必要なので、必要に応じて連絡が取れないことを伝えておくと安心
SIMカードの差し込みについては、利用する端末のマニュアルなどで確認のうえ、丁寧に行ってください。出来るだけ手袋や軍手などを使い、直接SIMカードを触らずに差し込むようにしてください。
一応、手袋を着用して作業するように注意書きがあります。僕の場合、手袋なんて必要と思ってなかったので、ハンカチを使って、なんとか直接触らないように注意して対応することにしました。結構、やりづらいので、手袋は出来れば用意しておいた方がいいです。
SIMカードを挿入すると、MNPの切り替え申し込みをするのですが、これをやってしますと、約20～30分後にはマイネオサービスに切り替わる為、上記でピックアップした内容について準備できているか、しっかり確認しておいてください。キャリアのメールアドレスを使っている場合、切替後、使っていたメールアドレスでのメール受信は出来なくなります。メールアドレスの変更などは、先に行っておかないと変更できない事態に陥ることもありますので、きっちりチェックしておきましょう。
準備が出来たら、マイネオの管理ページよりMNP切替の申し込みを行ってください。切り替え方法については、SIMカードに同封されているマニュアルに詳しく記載されています。
切替が終わると切替完了のメールがマイネオ契約時に付与されるメールアドレス（xxxx@mineo.jp）宛に送信されます。このメールアドレスの受信設定をして確認するか、実際に新しい達末側で通信が行えていることを確認できれば、MNPは無事完了です。
切替が完了すると最初にネットワークプロファイルの設定を行う必要があります。「ネットワークプロファイルって何？」って方も少なくはないと思いますが、mineoを使ううえで、必須の設定という程度で覚えておけばOKです。設定自体は、数十秒で完了します。詳しくは同封されているマニュアルを確認してください。
ここまで問題なく進めることができれば、あとはiphone側で設定を進めていくことが出来ます。
端末へのログインに関して、AppleIDで認証すると同期設定していたものがすべて新しい端末上に反映されます。
残すは、必要なアプリのインストールや設定です。
LINEに関しては、APPLE STOREよりアプリをダウンロードして起動し、LINEのアカウント（メールアドレス、パスワード）を使ってログインしましょう。
ログインできれば、アカウントの引継ぎは完了です。スタンプについては再ダウンロードする必要がありますので、このタイミングで行っておきましょう。
LINE以外にもメールも使うということでしたら、「設定」→「メール」より使用するメールのアカウントを設定することができます。
※mineo.jpのメールアドレスは、重要な通知もあるかもしれないので、端末側で受信設定しておくことをおすすめしておきます。
メール以外にも新しい端末で、引き続き使いたいアプリがあれば、このタイミングでダウンロードして、一度動作の確認をしておきましょう。
ここまで、ソフトバンクからMineo（マイネオ）に乗り換える詳細について説明をしました。実際、ややこしいなと感じたのは、MNPの申し込みと切替、新しい端末側でこれまで使っていたアプリを再ダウンロードして、各アプリの動作確認をするという2点程度です。申し込みから解約、契約部分は、わりと簡単にできるので、もし難しく考えて躊躇しているようなら、思い切って乗り換えてみることをおすすめします。
「面倒なこともあるけど、思っていたよりは簡単だった」というのが、僕の印象です。
最後に、だいたいではありますが、切替までにかかった日数、費用をまとめておきましたので、気になる方は参考にしてください。
※気づいた点や補足については随時この記事を更新していきたいと思っています。
おおよそのタイムライン
- iphoneの購入から到着：約4日・・2017年2月1日購入、2月4日到着
- MNP予約番号の取得：数分・・・2017年2月6日に取得
- マイネオの申し込み：数分・・・2017年2月7日に申込
- SIMカードの到着・・・2017年2月9日 午前中
- 機種変更実施・・・2017年2月10日 午後
スマートフォンをキャリア契約から格安SIM業者に変更するにあたり、実際に切替までにかかった期間は約10日間でした。配送などの待ち時間以外で考えると実質3時間程度で切替作業は終わると思うので、格安SIMへの切替を行おうと検討中の方は是非参考にしてもらえれば幸いです。
結局、何がややこしいのかというと業者の変更そのものではなく、LINEや使っているアプリやゲームを新しい端末にスムーズに引き継ぐところが肝になってくるかと。
あらかじめ、どのアプリの情報もしくはどの端末の情報（メモ、ブックマーク、写真、メールなど）を新しい端末に引き継ぎたいのかは切り替える前に、必ず整理しておくことをおすすめします。
今回、切り替えた後に、あれやこれやと引き継ぎたいデータが出てきて、切替後にいろいろとやることが発生してしまったことが反省点です。。
[おまけ] 掛かった費用のまとめ
最後に、今回、格安SIMに切り替えるにあたり、実際に掛かった費用についてまとめました。現時点での金額の為、今後変わることも十分考えられます。
変更する際は、その時点での金額を確認するようにしてください。
- iphone6sの新規購入・・・78,624円（税込）[初回5,000円、次回以降～3,200円の24回支払い]
- ソフトバンク契約解除料（更新月以外の為、違約金発生）・・・9,500円（税抜）
- MNP手数料・・・3,000円（税抜）